このページではこくみん共済のシニア総合保障タイプの契約概要から保障内容について解説していきます。
シニア保障タイプは65歳以上の方を対象に入院と死亡保障をカバーして最長85歳まで継続することが可能です。
ポイントを先にまとめると
となります。
月掛金2,000円で85歳まで延長可能ですが、以下の年齢層毎に共済金額の減額もある為、国民共済の総合保障プランなどとの併用がおすすめかと考えます。
- 満65歳~満69歳
- 満70歳~満79歳
- 満80歳~満85歳
総合保障プランや医療保障プラン等の年齢による減額分をカバーするようなイメージで追加契約していただくのがしっくりくるかと思います。
こくみん共済のシニア総合保障タイプを検討している方は是非参考にしてみてください。
シニア総合保障タイプの契約概要
タイプ | シニア総合保障タイプ | シニア総合保障70歳タイプ | シニア総合保障80歳タイプ |
---|---|---|---|
月掛金 | 2,000円 | ||
契約可能年齢 | 満65歳~満69歳 | ||
契約期間 | 満65歳~満69歳 | 満70歳~満79歳 | 満80歳~満85歳 |
先述しているように月掛金は変わりませんが年齢層が3つに分類され、連動する形で共済金額は減少します。
シニア総合保障タイプの保障内容
タイプ | シニア総合保障タイプ | シニア総合保障70歳タイプ | シニア総合保障80歳タイプ |
---|---|---|---|
入院共済金 (1日~180日) |
1,500円(交通事故・不慮の事故) 1,000円(病気等) |
1,500円(交通事故・不慮の事故) | 1,250円(交通事故・不慮の事故) |
死亡・重度障害共済金 |
170万円(交通事故・不慮の事故等) 70万円(病気等) |
150万円(交通事故・不慮の事故等) 50万円(病気等) |
20万円(交通事故・不慮の事故等) 20万円(病気等) |
保障内容はシンプルに入院共済金と死亡・重度障害共済金の2つのみとなります。
入院共済金の保障内容
タイプ | シニア総合保障タイプ | シニア総合保障70歳タイプ | シニア総合保障80歳タイプ |
---|---|---|---|
入院共済金 (1日~180日) |
1,500円(交通事故・不慮の事故) 1,000円(病気等) |
1,500円(交通事故・不慮の事故) | 1,250円(交通事故・不慮の事故) |
入院共済金は1日目から最長180日(6か月)と長期間にわたりサポートされますが、病気入院は69歳までとなり、それ以降は交通事故・不慮の事故を原因とする入院のみが支払い対象となる点に注意が必要です。
死亡・重度障害共済金の保障内容
タイプ | シニア総合保障タイプ | シニア総合保障70歳タイプ | シニア総合保障80歳タイプ |
---|---|---|---|
死亡・重度障害共済金 |
170万円(交通事故・不慮の事故等) 70万円(病気等) |
150万円(交通事故・不慮の事故等) 50万円(病気等) |
20万円(交通事故・不慮の事故等) 20万円(病気等) |
死亡・重度障害共済金は死亡と交通事故・不慮の事故に分かれますが80歳~85歳ではいずれも20万円と少額になります。
また重度障害は1級・2級と、 3級の一部を指し、具体的には以下の身体障害となります。
障害等級 | 身体障害 |
---|---|
第1級 |
1 両眼が失明したもの 2 そしゃく及び言語の機能を廃したもの 3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 5 削 除 6 両上肢をひじ関節以上で失ったもの 7 両上肢の用を全廃したもの 8 両下肢をひざ関節以上で失ったもの 9 両下肢の用を全廃したもの |
第2級 |
1 1眼が失明し、他眼の視力が0.02以下になったもの 2 両眼の視力が0.02以下になったもの 2の2 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 2の3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの 3 両上肢を手関節以上で失ったもの 4 両下肢を足関節以上で失ったもの |
第3級 |
2 そしゃく又は言語の機能を廃したもの 3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの 4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの |
このページのまとめ
シニア総合保障タイプは月掛金は割安ではありますが、保障内容(共済金額)自体はいずれも少額となりますので、こくみん共済の総合保障タイプなどの追加の保障として考えるのがやはりおすすめかと考えます。
65歳以上で保障を強化しようと考えるとどうしても保険料が高くなりがちですのでご自身のみではプラン選択が難しい場合は当サイトも参考にしていただきつつ、ファイナンシャルプランナーや保険ショップでの無料相談サービスもご検討ください。
共済商品の直接的な取り扱いはありませんが、保障関連の知識は有していますので民間の保険商品含め、こくみん共済に関しても無料で相談することが可能です。