「生命共済プラス型」は埼玉県民共済の医療・生命共済か新型・県民共済に加入している方がオプション的に追加契約が出来る共済商品となります。
※生命共済プラス型のみの加入は出来ません。
そこでこのページでは生命共済プラス型の保障内容について詳細を含めて解説していきます。
ベースとなる医療生命共済や新型県民共済の保障強化が目時となる為、主には
となります。
埼玉県民共済の基本コースのみでは保障内容に不足を感じる方やより手厚くしたい場合は是非参考にしてみてください。
生命共済プラス型のプランと保障内容
タイプ | 月掛金2,000円コース | 月掛金4,000円コース |
---|---|---|
月掛金 | 2,000円 | 4,000円 |
契約可能年齢 | 15歳~64歳 | 15歳~64歳 |
保障期間 | 15歳~65歳 | 15歳~65歳 |
入院(事故) | 5,000円/日(1日~184日) | 10,000円/日(1日~184日) |
入院(病気) | 4,500円/日(1日~124日) | 9,000円/日(1日~124日) |
通院(事故) | 1,500円/日(14日以上~90日) | 3,000円/日(14日以上~90日) |
後遺障害(交通事故) | 1級660万円~13級26.4万円(15歳~60歳) 1級500万円~13級20万円(60歳~65歳) |
1級1,320万円~13級52.8万円(15歳~60歳) 1級1,000万円~13級40万円(60歳~65歳) |
後遺障害(不慮の事故) | 1級400万円~13級16万円(15歳~60歳) 1級300万円~13級12万円(60歳~65歳) |
1級800万円~13級32万円(15歳~60歳) 1級600万円~13級24万円(60歳~65歳) |
後遺障害(病気が原因の重度障害) | 400万円(15歳~60歳) 230万円(15歳~60歳) |
800万円(15歳~60歳) 460万円(15歳~60歳) |
死亡・重度障害(交通事故) | 1,000万円(15歳~60歳) 700万円(60歳~65歳) |
2,000万円(15歳~60歳) 1,400万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(不慮の事故) | 800万円(15歳~60歳) 530万円(60歳~65歳) |
1,600万円(15歳~60歳) 1,060万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(病気) | 400万円(15歳~60歳) 230万円(60歳~65歳) |
800万円(15歳~60歳) 460万円(60歳~65歳) |
生命共済プラス型は月掛金2000円と4000円の2つから選択が可能です。
基本コースのコース内容(月掛金)に関係なくどちらでも選択が可能です。
生命共済プラス型の入院共済金の保障内容
タイプ | 月掛金2,000円コース | 月掛金4,000円コース |
---|---|---|
入院(事故) | 5,000円/日(1日~184日) | 10,000円/日(1日~184日) |
入院(病気) | 4,500円/日(1日~124日) | 9,000円/日(1日~124日) |
埼玉県民共済の医療生命共済、新型県民共済共に1入院最大120日までとなりますが生命共済プラス型では自己入院は最大184日と約3カ月程入院の支払い日数が延期されます。
生命共済プラス型の通院共済金の保障内容
タイプ | 月掛金2,000円コース | 月掛金4,000円コース |
---|---|---|
通院(事故) | 1,500円/日(14日以上~90日) | 3,000円/日(14日以上~90日) |
事故による通院が対象となりますが、通院回数が14日を超える場合に最大90日分まで通院給付金を受け取る事が可能です。
生命共済プラス型の後遺障害の保障内容
タイプ | 月掛金2,000円コース | 月掛金4,000円コース |
---|---|---|
後遺障害(交通事故) | 1級660万円~13級26.4万円(15歳~60歳) 1級500万円~13級20万円(60歳~65歳) |
1級1,320万円~13級52.8万円(15歳~60歳) 1級1,000万円~13級40万円(60歳~65歳) |
後遺障害(不慮の事故) | 1級400万円~13級16万円(15歳~60歳) 1級300万円~13級12万円(60歳~65歳) |
1級800万円~13級32万円(15歳~60歳) 1級600万円~13級24万円(60歳~65歳) |
後遺障害は埼玉県民共済が指定する所定の障害状態に該当した場合にその程度に応じて等級別に後遺障害共済金を受け取る事が可能となります。
生命共済プラス2000コースの後遺障害(交通事故)の場合
県民共済の等級 | 支払割合 | 15歳~60歳 | 60歳~65歳 |
---|---|---|---|
1級 | 100% | 6,600,000円 | 5,000,000円 |
2級 | 90% | 5,940,000円 | 4,500,000円 |
3級 | 80% | 5,280,000円 | 4,000,000円 |
4級 | 70% | 4,620,000円 | 3,500,000円 |
5級 | 60% | 3,960,000円 | 3,000,000円 |
6級 | 50% | 3,300,000円 | 2,500,000円 |
7級 | 45% | 2,970,000円 | 2,250,000円 |
8級 | 30% | 1,980,000円 | 1,500,000円 |
9級 | 20% | 1,320,000円 | 1,000,000円 |
10級 | 15% | 990,000円 | 750,000円 |
11級 | 10% | 660,000円 | 500,000円 |
12級 | 7% | 462,000円 | 350,000円 |
13級 | 4% | 264,000円 | 200,000円 |
なお等級別の詳しい障害状態等は以下のページで解説していますので気になる方はご確認ください。
生命共済プラス型の死亡・重度障害の保障内容
タイプ | 月掛金2,000円コース | 月掛金4,000円コース |
---|---|---|
死亡・重度障害(交通事故) | 1,000万円(15歳~60歳) 700万円(60歳~65歳) |
2,000万円(15歳~60歳) 1,400万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(不慮の事故) | 800万円(15歳~60歳) 530万円(60歳~65歳) |
1,600万円(15歳~60歳) 1,060万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(病気) | 400万円(15歳~60歳) 230万円(60歳~65歳) |
800万円(15歳~60歳) 460万円(60歳~65歳) |
重度障害とは以下の障害状態を指します。
- 両眼の視力を全く永久に失ったもの
- 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
- 中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常時介護を要するもの
- 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身常時介護を要するもの
- 両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
- 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
生命共済プラス型の必要性
冒頭でも触れていますが生命共済プラス型は埼玉県民共済の基本コースである医療生命共済か新型・県民共済にオプションとして保障の強化として組み入れる共済商品となります。
そこで生命共済プラス型の必要性に関してはその保障内容が一つの判断基準となります。
事故入院の支払い日数の延長
基本コースで1入院最大120日(約4カ月)までが対象となり、昨今の短期入院傾向を考えれば十分手厚いともいえますが生命共済プラス型では更に事故入院の場合最大184日までと長期入院をサポートしています。
事故のみですがより長期間の入院に備えたい場合はおすすめです。
入院給付金日額の上乗せ
県民共済の共済商品のコース選びをする基準に入院1日辺りの保障額をいくら準備したいかという考えがあります。
上記は実際に入院があった方の1日の自己負担となりますが最も多いのは1日1万円~1.5万円となります。
基本コースの入院共済金に対して生命共済プラス型で不足部分を補うという考え方も良いかと思います。
通院、後遺障害の保障強化
埼玉県民共済ではこども共済には事故通院と後遺障害の保障が用意されていますが、医療生命共済、新型県民共済ではこの2つの保障が無くなります。
引き続き通院、後遺障害の保障をカバーしたい方は生命共済プラス型の追加加入が必要となります。
死亡・重度障害共済金の保障強化
県民共済は1つの契約で医療保障から死亡保障まで満遍なく保障をサポートしてるのがメリットとなりますが、一方でそれぞれの保障内容(共済金額)は状況によっては全く保障額を満たさないというケースも在り得ます。
例えば死亡共済金は万が一の時に残された遺族に支払われる死亡保険と同様の機能ですが、加入者の年齢により
と様々で当然目的によって必要となる保障額は異なります。基本コースだけでは死亡保険金が足りないと感じる場合などは生命共済プラス型の追加契約も積極的に検討しても良いかと考えます。
このページのまとめ
生命共済プラス型は埼玉県民共済の基本コースへのオプション的な共済商品となります。
ご自身の情況に応じて必要と判断する組み合わせをプラン設計してもらえればと思います。
埼玉県民共済のその他のコースは以下のページでも紹介していますので是非参考にしてみてください。