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県民共済【医療1型特約】の保障内容と組み合わせ方法について

満18歳〜満64歳の健康な方
sasint / Pixabay

県民共済の特約コースで人気No1の医療1型特約についてその保障内容の詳細や基本コースとの組み合わせについて解説していきます。

医療1型特約は特約コースなので基本コースである、総合保障型(1型、2型、4型)か入院保障2型に併せて加入が可能です。

※特約コースのみの加入は出来ません。

そこで総合保障型等、基本コースに対して医療1型特約の必要性なども併せて解説していきます。

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医療1型特約の保障内容

医療特約は月掛金1,000円の医療1型特約のみとなります。

タイプ 医療1型特約
月掛金 1,000円
契約可能年齢 満18歳〜満64歳
保障期間 18歳〜65歳
入院一時金(1回の入院につき) 2万円
手術(当組合の定める手術) 5万円・10万円・20万円(18歳~60歳)
3万円・6万円・12万円(60歳~65歳)
先進医療(当組合の基準による) 1万円〜150万円(18歳~60歳)
1万円〜100万円(60歳~65歳)
在宅療養(入院を20日以上継続し退院したとき) 4万円
疾病障害(所定の状態に該当した場合) 100万円

医療特約というだけあり保障内容は全て病気関連の保障となります。

医療1型特約の内容
  • 入院一時金
  • 手術
  • 先進医療
  • 在宅療養
  • 疾病障害

それぞれの詳細を確認していきます。

入院一時金の保障内容

1入院に対して入院一時金2万円を受け取れる保障となります。

昨今、平均の入院日数が短期傾向にある中で1日でも入院があれば一時金を自己負担の足しに出来るというメリットがあります。

また基本コースの総合保障型が総合保障1型などの場合は事故入院でも1日2,500円。病気入院だと1日2,250円と少額なのでその部分を補う役割となります。

事実生命保険文化センターの行った入院経験者へのアンケートでは1日の自己負担額として最も多かったのは1日1万円~1万5千円という結果が有ります。

出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度

手術の保障内容

手術共済金
手術(当組合の定める手術) 5万円・10万円・20万円(18歳~60歳)
3万円・6万円・12万円(60歳~65歳)

基本コースの総合保障型には手術をサポートする項目が無いのでその部分で医療1型特約が保障強化となります。

手術は保険適応となる手術を対象として診療報酬点数別に以下のような手術共済金となります。

テーブル

また保険適応の手術でも一部の手術に関しては保障対象外となるので注意が必要です。

手術共済金の対象外手術
創傷処理
皮膚切開術
デブリードマン
骨または間接の悲観血的整復術、非観血的整復固定術および悲観的授動術
抜歯手術

加入年月日(契約日)から1年以内の帝王切開

先進医療の保障内容

一般的な保険会社の医療保険等では先進医療は特約等で組み入れるのが当たり前になりつつあります。

この先進医療の保障も総合保障型では保障が無いので医療1型特約を組み合わせることで保険が効かない先進医療に掛かる自己負担も先進医療共済金でカバーする事が出来ます。

先進医療に関しては以下のように実際にかかった自己負担額に応じて60歳までで最大150万円。65歳で最大100万円までサポートしています。

在宅療養の保障内容

在宅療養は継続20日以上の入院後に医師より在宅療養の指示があった場合に1退院につき4万円を受け取る事が可能です。

平均の入院日数は短縮傾向にありますがそれでも直近で平均29日あります。

疾病障害の保障内容

疾病障害では病気により所定の状態に該当した場合に疾病障害共済金100万円を受け取る事が出来る保障となります。

具体的な身体障害状態は以下になります。

疾病障害の対象身体障害
  • 1上肢および1下肢の用を全く永久に失ったもの
  • 恒久的心臓ペースメーカーを装着したもの
  • 心臓に人工弁を置換したもの
  • 腎臓の機能を全く永久に失い、人工透析療法または腎移植を受けたもの
  • 呼吸器の機能に著しい障害を永久に残し、酸素療法を受けたもの
  • ぼうこうを全摘出し、かつ、人工ぼうこうを造設したもの
  • 直腸を切断し、かつ、人工肛門を造設したもの

なお総合保障型では似たような保障内容として後遺障害共済金がありますがこちらは後遺障害となる原因が「交通事故」か「不慮の事故」に限定されており、病気を原因とする後遺障害は対象外となります。

医療1型特約にある疾病障害(=病気が原因)とは保障内容に重複は有りません。

後遺障害共済金の詳しい保障内容は以下で解説していますので気になる方はご確認ください。

県民共済のプラン別、後遺障害の(支払割合)保障内容と等級別の状態
このページでは県民共済にある後遺障害の場合の保障内容の詳細をプラン別に解説していきます。 県民共済の保障内容一覧では 例えば後遺障害:1級〇〇万円~13級〇万円 と言う記載だけで、後遺障害でも保障されるという事は分かりますが、具体的な内容に...
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医療1型特約と基本コースの組み合わせについて

医療1型特約は基本コースである総合保障型の保障内容との重複が無く、総合保障型の医療保障としての不足部分を補う事が出来るので総合保障型の1型、2型、4型は組み合わせとして問いません。

そこで参考まで「医療1型特約+総合保障2型」と「総合保障1型+入院保障2型」の場合も保障内容を組み合わせの参考として比較してみます。

医療1型特約+総合保障2型 総合保障1型+入院保障2型
月掛金 3,000円 3,000円
入院一時金(1回の入院につき) 2万円 無し
入院(事故) 5,000円/日(1日~184日) 12,500円/日(1日~184日)18歳~60歳
10,000円/日(1日~184日)60歳~65歳
入院(病気) 4,500円/日(1日~124日) 12,250円/日(1日~124日)18歳~60歳
9,750円/日(1日~124日)60歳~65歳
通院(事故) 1,500円/日(14日以上~90日) 2,250円/日(14日以上~90日)
手術(当組合の定める手術) 5万円・10万円・20万円(18歳~60歳)
3万円・6万円・12万円(60歳~65歳)
2.5万円・5万円・10万円(18歳~60歳)
1万円・2万円・4万円(60歳~65歳)
先進医療(当組合の基準による) 1万円〜150万円(18歳~60歳)
1万円〜100万円(60歳~65歳)
1万円〜150万円(18歳~60歳)
1万円〜75万円(60歳~65歳)
在宅療養(入院を20日以上継続し退院したとき) 4万円 無し
疾病障害(所定の状態に該当した場合) 100万円 無し
後遺障害(交通事故) 1級660万円~13級26.4万円(18歳~60歳)
1級500万円~13級20万円(60歳~65歳)
1級330万円〜13級13.2万円
後遺障害(不慮の事故) 1級400万円~13級16万円(18歳~60歳)
1級300万円~13級12万円(60歳~65歳)
1級200万円〜13級8万円
死亡・重度障害(交通事故) 1000万円(18歳~60歳)
700万円(60歳~65歳)
510万円(18歳~60歳)
505万円(60歳~65歳)
死亡・重度障害(不慮の事故) 800万円(18歳~60歳)
530万円(60歳~65歳)
410万円(18歳~60歳)
405万円(60歳~65歳)
死亡・重度障害(病気) 400万円(18歳~60歳)
230万円(60歳~65歳)
210万円(18歳~60歳)
205万円(60歳~65歳)

いずれも総合保障型に不足する医療保障を強化する組み合わせで月掛金は3,000円ですが、「医療1型特約+総合保障2型」の方が、医療保障をカバーしつつも後遺障害や死亡・重度障害に手厚い組み合わせになります。

また「総合保障1型+入院保障2型」はまんべんなく保障しつつも入院共済金の日額がより手厚くなっており、1日辺りの共済金日額を手厚くしたい人にはおすすめです。

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このページのまとめ

医療1型特約は基本コースの総合保障型との重複が無く双方の組み合わせで不足する部分を補う事が可能です。

ただし、県民共済では医療1型特約以外でも入院保障2型と総合保障型との組み合わせのように加入される方のご要望やその他の保険商品、共済とのバランスで変わるのでご自身にとって最適なプランを是非ご検討ください。

他の県民共済のプラン別保障内容に関しては以下のページでまとめていますので是非チェックしてみてください。

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