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県民共済は妊娠中でも入れる?出産前の加入条件と注意点について

県民共済 妊娠 加入条件 満18歳〜満64歳の健康な方
検討者
県民共済は妊娠中でも入れるの?

出産前になにかしら保険に加入しておこうと思われる方も多く、県民共済を検討されるケースがあります。

ただし、県民共済は健康であることが加入条件なので妊娠中でも問題なく加入できるのかと気にされる方がいるのではと考えます。

結論からいくと、加入時の健康に関する質問=健康告知内容に該当しなければ妊娠中でも加入可能となります。

妊娠中の県民共済の加入には健康告知上の注意点からコース選択などいくつかポイントがあり、簡単にまとめると以下になります。

ポイント
  • 健康告知内容に該当無ければ加入可
  • 加入1年未満の帝王切開の手術は対象外
  • 総合保障型より入院保障型がおすすめ

それぞれのポイントを理由を含めて解説していきますので是非参考にしてみてください。

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県民共済の加入条件について

まず妊娠中に加入できるのかどうかという部分ですが冒頭にて触れているように県民共済の加入条件にある健康告知内容に該当しなければ妊娠中でも加入する事が出来ます。

県民共済の加入条件としては主に以下の3つになります。

加入条件は
  1. ご加入される組合のある都道府県内に居住されているかまたは勤務地がある。
  2. 年齢が0歳以上満70歳未満ある。
  3. 健康で正常に就業または健康で正常に日常生活を営んでいる。

健康告知内容について

この中で3番目の健康かどうかを判断する基準として別途、県民共済が用意している健康に関する質問内容=「健康告知内容」があり具体的には以下になります。

健康告知内容
  1. 現在、病気やケガの治療中である。または検査や治療が必要と指摘されている(健康診断や人間ドックなどで、検査や治療が必要と指摘された場合を含む)、もしくは検査中である。
  2. 慢性疾患の診断を受けている、もしくは医師から治療をすすめられている。または慢性疾患が治ってから5年以内である。
  3. 慢性疾患や中毒のため薬(血圧降下剤、抗潰瘍剤、鎮痛剤、睡眠剤、抗糖尿病剤、精神安定剤、覚醒剤・違法ドラッグ、または麻薬・大麻)を常用している。
  4. 過去1年以内に、病気やケガで連続14日以上の入院か、同じ病気やケガなどで20回以上の通院治療を受けたか、または過去3ヵ月以内に心身に異常を感じる症状や変調があった。
  5. 手術を受け、治ってからまだ1年以内である。
  6. 身体に残る障害や先天性の病気により、日常生活において他人の手助けを必要とする状態である。

単純に妊娠をしてる状態は病気やケガにはなりませんので告知該当からは外れます。

ただし、妊娠に伴う病気として例えば、妊娠高血圧症などで治療を受けている場合は告知に該当している可能性があるので必要に応じて加入前に組合に確認する必要があります。

健康告知内容を含めた県民共済の加入条件に関しては以下のページで詳細を解説していますので気になる方は参考にしてみてください。

県民共済の加入条件を満たす健康告知内容の詳細を徹底解説
このページでは県民共済の加入時に必要な健康告知の質問内容を解説していきます。 県民共済の加入資格は住居、勤務先が該当の組合にある事以外に年齢を満たしている事はもちろん、健康であるという事が大前提となります。 この健康かどうかを判断する基準と...
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妊娠中に県民共済に加入した場合の注意点

健康告知内容に該当が無ければ妊娠中であったとしても県民共済への加入が出来る事は先述している通りです。

その為、加入後に入院や手術をする事になった場合は、加入している県民共済の保障内容に併せて共済金=給付金を受け取る事が可能です。

加入後1年未満の帝王切開は手術給付金の対象外

ただし、注意点として加入から1年未満の帝王切開による手術は保障対象外となります。

これは妊娠中に加入したかどうかは関係なく、誰でも県民共済の加入1年未満においては帝王切開が手術給付金の対象外となる決まりです。

グラフからもわかるように分娩件数に対する帝王切開の割合は年々増加傾向にありますので出来れば妊娠前に加入するのが理想かと考えます。

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妊娠中の加入におすすめの県民共済のコースは

県民共済には妊娠中に加入できたとしても加入1年未満の帝王切開は手術給付金の支払対象外という場合、どのコースに加入するのがおすすめかという疑問があります。

18歳以上65歳未満の方の加入できる県民共済の基本コース(主契約)は総合保障型(1型、2型、4型)と入院保障2型の4種類があります。

大きく総合保障型と入院保障型で保障内容が異なりますが違いは

入院保障型 総合保障型
入院
通院(事故)
手術 ×
先進医療 ×
後遺障害 ×
死亡・重度障害

となり手術給付金は1年未満の帝王切開で受け取る事ができないので最初から保障に組み込まれていない総合保障型のほうがより保障範囲も広いので良いのではと考えるケースも在り得ます。

ただし、各コースの入院共済金日額では

タイプ 入院保障2型 総合保障2型 総合保障4型
月掛金 2,000円 2,000円 4,000円
入院(病気) 10,000円/日
(1日~124日)
4,500円/日
(1日~124日)
9,000円/日
(1日~124日)

となり、入院保障2型の場合は月掛金2,000円でも入院1日あたり1万円を受け取る事が可能です。

総合保障型の場合は月掛金4千円の倍の掛け金が必要となります。

帝王切開にて加入1年未満の場合、手術共済金が支払対象外としても入院共済金は給付対象となる事を踏まえると月掛金と保障のバランスからすれば入院保障2型がおすすめといます。

あくまでそれ以外の保障内容を踏まえた場合は加入される方のその他の状況等でも異なりますのでどちらが正解という事はありません。

基本コース以外にも特約コースなどその他沢山のプラン選択が可能ですので気になる方は以下のページより県民驚異歳の全ラインナップを紹介しています。

県民共済の保障内容を詳しく解説し選び方を紹介
このページでは都道府県民共済グループの県民共済の保障内容を全て紹介しています。 現在県民共済は全国47都道府県中、42都道府県でサービスが提供されており、随時提供エリアを拡大しています。 県民共済が無い都道府県 福井県 鳥取県 徳島県 高知...
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このページのまとめ

妊娠中での県民共済の加入は健康告知内容に該当が無ければ加入が可能です。

ただし解説しているように加入1年未満の帝王切開による手術は対象外となるわけですが、入院部分に関しては支払対象となるので加入は前向きに検討しても良いかと考えます。

出産後に加入するという考えもありますが、出産に際して何かしらの疾病が伴う場合、例えばそれが帝王切開だった場合は

手術を受け、治ってからまだ1年以内である。

という健康告知内容に該当する事になり、1年間はいずれにしても加入出来なくなってしまいます。

この辺りも踏まえて加入の可否を検討される事をおすすめします。

その他、県民共済の加入条件に関する情報を以下のページでまとめていますので加入を検討されている方は是非参考にしてみてください。

県民共済の加入条件「年齢制限や健康状態」について
県民共済には加入資格が存在しています。 わかりやすいところでは組合がある都道府県に住んでいるというのが前提ですがそれ以外にも加入するコースの年齢制限を満たしている事や健康状態に問題ない事が加入条件となります。 例えば 住んでいるor勤務地が...
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