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県民共済で帝王切開の共済金(給付金)請求と注意点

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県民共済に加入してる方は、帝王切開で共済金を受け取る事が出来ます。

普通分娩に対して帝王切開の割合は年々増加傾向にあり、共済金の請求をされる方も多いです。

と言われても

検討者
  • 加入している県民共済で幾らもらえるのか?
  • 既に時間が経っているけど大丈夫?

と疑問に思われる方もいるかと思います。

そこでこのページでは帝王切開によって共済金額はいくら受け取れるのかという部分について各コース別の概算も説明していきます。

また共済金の請求は入院や手術があったところから3年間まで有効なので1、2年前の帝王切開であれば問題なく請求可能となります。

県民共済に加入中で帝王切開を経験されている方でまだ請求を行っていない方は是非参考にしてみてください。

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帝王切開で共済金が下りない場合

先述しているように帝王切開は県民共済の請求対象となります。

ただし、一部の条件に当てはまる場合は給付金の対象外となります。

県民共済の加入後1年未満の帝王切開による手術給付金の請求

県民共済の加入1年未満に関しては帝王切開による手術共済金は支払対象外となります。

ただし入院は支払対象なので手術共済金は受け取れなくても入院に関しては帝王切開によって入院した日数分の共済金を受け取る事が出来ます。

加入時に健康告知内容に該当

加入時の健康告知内容に該当している場合は加入自体が見送理となっているケースもありますが、人によっては何かしら条件付きにて契約ができている場合も在ります。

例えば女性特有の疾患は加入数年間は保障対象外という条件付き契約の場合は帝王切開の請求をしても一時的に支払対象外の場合もあります。

これらは加入した時期や契約内容によっても異なる為、請求時にご自身の契約内容を確認するようにしてください。

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帝王切開の請求でいくら共済金を受け取れるか

では実際に県民共済に加入中で帝王切開を行った場合、共済金はいくら受け取れるのかというのが気になるところかと思います。

実際には加入している各コースの保障内容によっても受け取れる共済金額は異なります。

帝王切開の支払対象となる保障内容

対象となる保障内容はコースによりますが以下の3つとなります。

具体的には
  1. 入院
  2. 手術
  3. 入院一時金

それぞれ各コース毎の概算を解説していきます。

総合保障型の場合

まず基本コースである総合保障型では医療保障、後遺障害、死亡と幅広い保障範囲をカバーしており医療保障部分は以下となります。

タイプ 総合保障1型 総合保障2型 総合保障4型
月掛金 1,000円 2,000円 4,000円
入院(病気) 2,250円/日(1日~124日) 4,500円/日(1日~124日) 9,000円/日(1日~124日)

総合保障型では入院は対象ですが、手術は保障に組み込まれていない為、総合保障型のみの加入であれば入院した日数分が受け取れる共済金となります。

帝王切開による平均入院日数が7日~10日前後と言われているので仮に10日間の入院とした場合は

  • 総合保障1型:2万2500円
  • 総合保障2型:4万5000円
  • 総合保障4型:9万円

となります。

医療特約を追加している場合

総合保障型は県民共済の基本コース(主契約)となり、更に医療保障を強化したいという場合には特約コースの医療1型特約があります。

タイプ 医療1型特約
月掛金 1,000円
契約可能年齢 満18歳〜満64歳
保障期間 18歳〜65歳
入院一時金(1回の入院につき) 2万円
手術(当組合の定める手術) 5万円・10万円・20万円(18歳~60歳)
3万円・6万円・12万円(18歳~60歳)
先進医療(当組合の基準による) 1万円〜150万円(18歳~60歳)
1万円〜100万円(60歳~65歳)
在宅療養(入院を20日以上継続し退院したとき) 4万円
疾病障害(所定の状態に該当した場合) 100万円

入院一時金2万円と手術が診療報酬点数別に共済金額が異なり、以下のような金額になります。

診療報酬点数 18歳~60歳 60歳~65歳
1,400点以上 5万円 3万円
5,000点以上 10万円 6万円
15,000点以上 20万円 12万円

帝王切開の診療報酬点数は20,000点以上なので年齢が60歳までの方で

例えば
入院一時金2万円+手術共済金20万円=合計22万円

となります。
基本コースに総合保障型を加入している場合は入院共済金と合算した金額となります。

入院保障2型の場合

基本コースの中でも医療保障により特化した入院保障2型では入院も手術も両方が最初から保障に組み込まれています。

タイプ 入院保障2型
月掛金 2,000円
入院(病気) 10,000円/日(1日~124日)18歳~60歳
7,500円/日(1日~124日)60歳~65歳
手術(当組合の定める手術) 2.5万円・5万円・10万円(18歳~60歳)
1万円・2万円・4万円(60歳~65歳)

手術共済金は診療報酬点数別に以下となります。

診療報酬点数 18歳~60歳 60歳~65歳
1,400点以上 2.5万円 1万円
5,000点以上 5万円 2万円
15,000点以上 10万円 4万円

帝王切開で10日間の入院と手術の場合

例えば
入院10万円+手術10万円=合計20万円

を受け取る概算となります。

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県民共済へ帝王切開の請求連絡について

帝王切開に限った話ではありませんが、県民共済の請求を行う場合は加入者が県民共済に連絡をして必要書類を取り寄せます。

請求の連絡を行った際に担当者より確認事項として以下のようなヒヤリングがあります。

確認事項
  1. 発病にいたった経緯
  2. 入院開始日および退院日
  3. 傷病名
  4. 入院先の医療機関名
  5. 手術の有無

等々の確認となります。

帝王切開であれば後日、郵送される必要書類が間違うような事は少ないかと思いますが、正確な請求連絡をする事でスムースな共済金の受取に繋がります。

因みに帝王切開の退院後では何かとバタバタするかと思いますので入院が分かった時点で請求連をし、先に必要書類を取り寄せておくのもおすすめです。

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このページのまとめ

県民共済に加入中の方で帝王切開の給付請求を行うケースは多く、実際に加入後、初めての請求が帝王切開という事も十分に考えられます。

それだけに初めての請求手続きで何をしてよいか分からない方も多いかと考えます。

その他、県民共済の請求手続きに関しては請求の流れから確認事項、具体的なやり取りも含めて全般を解説していますので良ければ是非参考にしてみてください。

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