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県民共済(こども型)の保障内容とおすすめプランの選び方

0歳〜満17歳の健康なお子さま
7721622 / Pixabay

このページでは0歳から18歳までのお子様を対象とする県民共済のこども型のプラン別、保障内容とその詳細について解説していきます。

お子さんの県民共済への加入を検討している方で

検討者
  • プランは1型、2型どちらを選べばよいのか?
  • 県民共済だけで保障は足りるのか?

といったよくある疑問点を保障内容の詳細を含めて解説していきます。

県民共済のこども型の保障内容を詳しく確認したい人は是非参考にしてみてください。

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こども型のプランと保障内容

こども型の県民共済は1型と2型の2種類の基本コースのみが用意されており、特約コース等、オプションの選択は有りません。

その為、こども1型、こども2型共に医療保障から後遺障害、死亡、重度障害等、満遍なく保障が組み込まれています。

逆にこども型で希望する保障が不足する場合は保険会社の各種保険商品との組み合わせを県とする事になります。

タイプ こども1型 こども2型
月掛金 1,000円 2,000円
契約可能年齢 0歳〜満17歳 0歳〜満17歳
保障期間 0歳〜満18歳 0歳〜満18歳
入院(事故) 5,000円/日(1日~360日) 1万円/日(1日~360日)
入院(病気) 5,000円/日(1日~360日) 1万円/日(1日~360日)
通院(事故) 2,000円/日(1日~90日) 4,000円/日(1日~90日)
がん診断 50万円 100万円
手術(当組合の定める手術) 2万円・5万円・10万円・20万円/回 4万円・10万円・20万円・40万円/回
先進医療(当組合の基準による) 1万円~150万円 1万円~300万円
後遺障害(交通事故) 1級300万円〜13級12万円 1級600万円〜13級24万円
後遺障害(不慮の事故) 1級200万円〜13級8万円 1級400万円〜13級16万円
重度障害割増 50万円/年1回(最高10回) 100万円/年1回(最高10回)
死亡・重度障害(交通事故) 500万円 1000万円
死亡・重度障害(不慮の事故) 400万円 800万円
死亡・重度障害(病気) 200万円 400万円
犯罪被害死亡 200万円 400万円
契約者の死亡(交通事故・不慮の事故) 500万円 1,000万円
契約者の死亡(病気(加入・変更後1年未満は除く)) 50万円 100万円
第三者への損害賠償(1千円は自己負担) 100万円(1事故の上限) 200万円(1事故の上限)

こども1型に対してこども2型は月掛金含む保障内容のすべてが2倍となります。

各保障内容の詳細に関しては引き続き以下で紹介していきます。

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こども型の医療保障について

こども型の医療保障では以下、5つの保障があります。

ポイント
  1. 入院
  2. 通院
  3. 手術
  4. がん診断一時金
  5. 先進医療

入院の保障内容

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
入院(事故) 5,000円/日(1日~360日) 1万円/日(1日~360日)
入院(病気) 5,000円/日(1日~360日) 1万円/日(1日~360日)

入院した際の入院共済金は病気、事故ともに1入院最大360日まで支払対象となり、長期入院もカバーしています。

こども型のプラン選択においてお子さんが入院した場合に1日辺り5,000円か1万円のどちらを希望するかという観点で選んでも良いかもしれません。

参考資料として生命文化センターの実施している入院経験者のアンケートでは1日辺り1万円~1万5千円の自己負担が最も多いという結果となります。

ポイント
  • 1入院は360日まで保障
  • 事故入院は事故から180日の入院が対象
  • 入院日額からのプラン選びも選択の一つ

通院の保障内容

こども型の通院保障は事故による通院のみが対象となります。
医療機関以外に整骨院等、柔道整復師の施術の為の通院も含みます。

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
通院(事故) 2,000円/日(1日~90日) 4,000円/日(1日~90日)

ポイント
  • 事故から180日以内の通院が対象
  • 1通院90日まで。通算の上限無し
  • 医師(柔道整復師含む)による治療の為の通院が対象
  • 通院以外でもギブス等の固定具装着でも通院に含むケースもあり

手術の保障内容

こども型の手術保障は手術の内容に応じて手術共済金の額が異なります。

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
手術(当組合の定める手術) 2万円・5万円・10万円・20万円/回 4万円・10万円・20万円・40万円/回

具体的には診療報酬点数別に以下のような分類となります。

診療報酬点数 こども1型 こども2型
~1,400点未満 2万円 4万円
~5,000点未満 5万円 10万円
~15,000点未満 10万円 20万円
15,000点以上~ 20万円 40万円

基本的に、保険適応となる手術行為は対象となりますが一部の手術に関しては手術共済金の支払い対象外となります。

手術共済金の対象外手術
  • 創傷処理
  • 皮膚切開術
  • デブリードマン
  • 骨または間接の悲観血的整復術、非観血的整復固定術および悲観的授動術
  • 抜歯手術

これ以外にも、加入年月日(契約日)から1年以内の帝王切開も手術給付金の支払対象外となります。

がんの保障

こども型ではがんの保障として初めてがんの治療をした時、または治療終了から5年経過後のがん診断で一時金を受け取る事が可能です。

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
がん診断 50万円 100万円

保険会社のがん保険等ではがん(悪性新生物)と上皮内新生物は区別され、初期がんにあたる上皮内新生物は保障対象外または保障の減額がされる場合もありますが県民共済のがん診断に関しては上皮内新生物も悪性新生物と同額保障となります。

ポイント
  • 初回掛金支払日の翌日90日経過後から対象
  • 悪性新生物、上皮内新生物共に対象
  • がん治療終了後5年経過後のがん診断も対象

先進医療の保障内容

保険対象外となる先進医療のこども型の保障内容は同一の先進医療につき支払限度がこども1型で150万円。こども2型で300万円となります。

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こども型の後遺障害の保障内容について

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
後遺障害(交通事故) 1級300万円〜13級12万円 1級600万円〜13級24万円
後遺障害(不慮の事故) 1級200万円〜13級8万円 1級400万円〜13級16万円

こども型の後遺障害の保障は県民共済の定める等級別の障害状態に該当した場合にその等級に応じて保障額が段階的に変化する仕組みとなります。

こども1型の等級別後遺障害

交通事故で最大300万円、不慮の事故でも最大200万円の保障となります。

県民共済の等級 支払割合 交通事故の場合 不慮の事故の場合
1級 100% 3,000,000円 2,000,000円
2級 90% 2,700,000円 1,800,000円
3級 80% 2,400,000円 1,600,000円
4級 70% 2,100,000円 1,400,000円
5級 60% 1,800,000円 1,200,000円
6級 50% 1,500,000円 1,000,000円
7級 45% 1,350,000円 900,000円
8級 30% 900,000円 600,000円
9級 20% 600,000円 400,000円
10級 15% 450,000円 300,000円
11級 10% 300,000円 200,000円
12級 7% 210,000円 140,000円
13級 4% 120,000円 80,000円

こども2型の等級別後遺障害

2型は単純に1型の倍の保障内容となります。

県民共済の等級 支払割合 交通事故の場合 不慮の事故の場合
1級 100% 6,000,000円 4,000,000円
2級 90% 5,400,000円 3,600,000円
3級 80% 4,800,000円 3,200,000円
4級 70% 4,200,000円 2,800,000円
5級 60% 3,600,000円 2,400,000円
6級 50% 3,000,000円 2,000,000円
7級 45% 2,700,000円 1,800,000円
8級 30% 1,800,000円 1,200,000円
9級 20% 1,200,000円 800,000円
10級 15% 900,000円 600,000円
11級 10% 600,000円 400,000円
12級 7% 420,000円 280,000円
13級 4% 240,000円 160,000円

なお等級の具体的な障害やその他プランの後遺障害の保障内容に関しては以下のページでも解説しています。

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こども型の死亡、重度障害(重度障害割増)の保障内容について

こども型の死亡・重度障害はその原因別に交通事故、不慮の事故、病気、犯罪被害で保障額が異なります。

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
死亡・重度障害(交通事故) 500万円 1000万円
死亡・重度障害(不慮の事故) 400万円 800万円
死亡・重度障害(病気) 200万円 400万円
犯罪被害死亡 200万円 400万円

重度障害割増について

重度障害割増共済金は県民共済の定める「重度障害状態」に該当した場合にその状態が継続する限り1年に1回、最大10回まで共済金が支払われる保障内容となります。

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
重度障害割増 50万円/年1回(最高10回) 100万円/年1回(最高10回)

重度障害状態は「死亡・重度障害」にある重度障害と同様です。

重度障害 障害内容
1号 両眼の視力を全く永久に失ったもの
2号 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
3号 中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常時介護を要するもの
4号 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身常時介護を要するもの
5号 両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
6号 両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
7号 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
8号 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
注意ポイント
なお家族による日常介護に伴う費用負担に充てるという目的の為、死亡された場合や重度障害の状態に該当しなくなった場合は、その時点で共済金のお支払いは終了します。
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契約者の死亡の保障内容について

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
契約者の死亡(交通事故・不慮の事故) 500万円 1,000万円
契約者の死亡(病気(加入・変更後1年未満は除く)) 50万円 100万円

県民共済におけるこども型の被共済者(保障の対象者)は0歳~18までのお子様ですが契約者は実際にお子様を扶養されている方(=一般的には両親のどちらか)が契約者となります。

  • 契約者=親
  • 被共済者=お子様
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第三者への損害賠償の保障内容について

タイプ こども1型
(月掛金1,000円)
こども2型
(月掛金2,000円)
第三者への損害賠償(1千円は自己負担) 100万円(1事故の上限) 200万円(1事故の上限)

こども型にある「第三者への損害賠償」では1000万円までを自己負担とし、それを超える場合にこども1型で100万円。こども2型で200万円までの給付となります。

ただし第三者への損害賠償の対象とならないケースもあります。

注意ポイント
  • お子さんの故意によるもの
  • お子さんと同居する親族への賠償
  • 車両等、人力以外に起因する場合
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このページのまとめ

県民共済のこども型は特約コースの選択が無い、基本コースのみという事もあり、それだけで医療保障から後遺障害、死亡・重度障害、契約者(親)の死亡、第三者への損害賠償と幅広く保障されます。

プラン選択のポイントとしては

例えば
  • 入院共済金の日額(5千円or1万円)
  • 通院共済金の日額(2千円or4千円)
  • 契約者の死亡保障

辺りを基準としても良いかもしれません。

特にスポーツなどをされており、ケガ等で頻繁な通院の可能性がある場合などはこども2型もおすすめかもしれません。

それ以外にも契約者の死亡保障の強化という観点なども判断材用になるかと考えます。

こども型含め、他の年齢の方を対象とする県民共済の保障内容も以下で紹介していますので是非参考にしてみてください。

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