このページでは県民共済の基本コースである入院保障2型の保障内容から総合保障型との違いやその他のコース等の組み合わせ方法等について解説していきます。
例えば
と言うような疑問もあるかと思われます。
そこで入院保障2型の保障内容の詳細から総合保障型との組み合わせ例を踏まえて紹介していきます。
入院保障型では
する事が出来ます。
県民共済の加入を検討している方で、総合保障型か入院保障型で迷われている方や、最適な組み合わせプランを検討している方は是非参考にしてみてください。
県民共済の入院保障2型の保障内容
入院保障型は月掛金2,000円の入院保障2型のみとなります。
タイプ | 入院保障2型 |
---|---|
月掛金 | 2,000円 |
契約可能年齢 | 満18歳?満64歳 |
保障期間 | 18歳?65歳 |
入院(事故) | 10,000円/日(1日~184日)18歳~60歳 7,500円/日(1日~184日)60歳~65歳 |
入院(病気) | 10,000円/日(1日~124日)18歳~60歳 7,500円/日(1日~124日)60歳~65歳 |
通院(事故) | 1,500円/日(14日以上~90日) |
手術(当組合の定める手術) | 2.5万円・5万円・10万円(18歳~60歳) 1万円・2万円・4万円(60歳~65歳) |
先進医療(当組合の基準による) | 1万円?150万円(18歳~60歳) 1万円?75万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(交通事故) | 10万円(18歳~60歳) 5万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(不慮の事故) | 10万円(18歳~60歳) 5万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(病気) | 10万円(18歳~60歳) 5万円(60歳~65歳) |
名前の通り、保障内容の構成は主に医療保障がメインとなり、それぞれの詳細に関しては以下で紹介していきます。
入院保障2型の入院共済金について
共済金額 | |
---|---|
入院(事故) | 10,000円/日(1日~184日)18歳~60歳 7,500円/日(1日~184日)60歳~65歳 |
入院(病気) | 10,000円/日(1日~124日)18歳~60歳 7,500円/日(1日~124日)60歳~65歳 |
入院共済金は入院の原因が病気でも事故でも同額の共済金となり、60歳までと60歳~65歳で減額となります。
支払限度日数は事故で1入院184日、病気で1入院124日と病気の方が若干少ないですがそれでも最近は入院自体が短期傾向にあるので特に問題は有りません。
入院保障2型の通院共済金について
共済金額 | |
---|---|
通院(事故) | 1,500円/日(14日以上~90日) |
通院共済金はあくまで事故による通院が対象となり、その通院が14日以上続く限り最大90日までサポートされます。
- 事故による通院が対象
- 事故発生から180日以内の通院が対象
- 14日以上~90日までの通院が対象
入院保障2型の手術共済金について
共済金額 | |
---|---|
手術(当組合の定める手術) | 2.5万円・5万円・10万円(18歳~60歳) 1万円・2万円・4万円(60歳~65歳) |
総合保障型にはなく入院保障型にある保障内容に手術共済金があります。
手術共済金は当組合の定める手術とありますが具体的には保険適応となる手術行為が対象で診療報酬点数が1400点以上からが対象となります。
診療報酬点数 | 18歳~60歳 | 60歳~65歳 |
---|---|---|
~1,400点未満 | 無し | 無し |
~5,000点未満 | 2万円 | 1万円 |
~15,000点未満 | 5万円 | 2万円 |
15,000点以上~ | 10万円 | 4万円 |
また保険適応の手術といっても一部の手術に関しては対象外となります。
- 創傷処理
- 皮膚切開術
- デブリードマン
- 骨または間接の悲観血的整復術、非観血的整復固定術および悲観的授動術
- 抜歯手術
※加えて加入年月日(契約日)から1年以内の帝王切開も対象外となります。
入院保障2型の先進医療の保障について
共済金額 | |
---|---|
先進医療(当組合の基準による) | 1万円?150万円(18歳~60歳) 1万円?75万円(60歳~65歳) |
手術共済金同様に、先進医療も総合保障型には無い保障として入院保障2型の特徴となります。
先進医療としてかかった自己負担額に応じて最大150万円(60歳まで)。75万円(65歳まで)の範囲で先進医療共済金が支払われます。
具体的には以下のイメージです。
先進医療の技術にかかる費用の額 | 先進医療共済金の額 |
---|---|
~1万円以下 | 1万円 |
~2万円以下 | 2万円 |
~3万円以下 | 3万円 |
~4万円以下 | 4万円 |
~5万円以下 | 5万円 |
以下同様 | 以下同様 |
入院保障2型の死亡、重度障害の保障について
共済金額 | |
---|---|
死亡・重度障害(交通事故) | 10万円(18歳~60歳) 5万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(不慮の事故) | 10万円(18歳~60歳) 5万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(病気) | 10万円(18歳~60歳) 5万円(60歳~65歳) |
入院保障2型は主に医療保障を目的としているので死亡・重度障害に関しては少額の共済金となります。
入院保障型と総合保障型の違い
先述しているように入院保障型は医療保障がメイン。総合保障型は医療、死亡、後遺障害等がまんべんなく保障されています。
保障されている項目をわかりやすくすると以下になります。
入院保障型 | 総合保障型 | |
---|---|---|
入院 | 〇 | 〇 |
通院(事故) | 〇 | 〇 |
手術 | 〇 | × |
先進医療 | 〇 | × |
後遺障害 | × | 〇 |
死亡・重度障害 | △ | 〇 |
※〇=ある、×=なし、△=少額
比較するとわかりやすいですが、総合保障型は一般的な医療保険等にある手術や先進医療の保障が抜けており、この部分を入院保障型ではカバーする事が出来ます。
入院保障2型と総合保障型のおすすめの組み合わせ方法
入院保障型と総合保障型の違いでも分かるように総合保障型だけでは医療保障として手術、先進医療が抜けており手薄感があります。
また入院保障型も死亡保障部分はおまけ程度の少額の共済金となりますのである程度死亡保障を強化したい場合にはそれ単体では希望を満たしません。
そこで医療保障も、死亡保障もバランスよく組み合わせたいという場合のおすすめの組み合わせ方法として入院保障2型と総合保障2型があります。
月掛金的には総合保障4型と同額となりますが比較をすればよりバランスよく組み合わ去っている事が分かります。
タイプ | 入院保障2型と総合保障2型の組み合わせ | 総合保障4型 |
---|---|---|
月掛金 | 4,000円 | 4,000円 |
入院(事故) | 15,000円/日(1日~184日)18歳~60歳 12,500円/日(1日~184日)60歳~65歳 |
10,000円/日(1日~184日) |
入院(病気) | 14,500円/日(1日~124日)18歳~60歳 12,000円/日(1日~124日)60歳~65歳 |
9,000円/日(1日~124日) |
通院(事故) | 3,000円/日(14日以上~90日) | 3,000円/日(14日以上~90日) |
手術(当組合の定める手術) | 2.5万円・5万円・10万円(18歳~60歳) 1万円・2万円・4万円(60歳~65歳) |
|
先進医療(当組合の基準による) | 1万円?150万円(18歳~60歳) 1万円?75万円(60歳~65歳) |
|
後遺障害(交通事故) | 1級660万円~13級26.4万円(18歳~60歳) 1級500万円~13級20万円(60歳~65歳) |
1級1,320万円~13級52.8万円(18歳~60歳) 1級1,000万円~13級40万円(60歳~65歳) |
後遺障害(不慮の事故) | 1級400万円~13級16万円(18歳~60歳) 1級300万円~13級12万円(60歳~65歳) |
1級800万円~13級32万円(18歳~60歳) 1級600万円~13級24万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(交通事故) | 1010万円(18歳~60歳) 705万円(60歳~65歳) |
2000万円(18歳~60歳) 1400万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(不慮の事故) | 810万円(18歳~60歳) 535万円(60歳~65歳) |
1600万円(18歳~60歳) 1060万円(60歳~65歳) |
死亡・重度障害(病気) | 410万円(18歳~60歳) 235万円(60歳~65歳) |
800万円(18歳~60歳) 460万円(60歳~65歳) |
入院保障2型と総合保障2型の組み合わせにする事で入院共済金日額が65差まで病気でも事故でも常に1万円以上をキープする事が出来ます。
生命保険文化センターによる過去入院経験者への1日の自己負担のアンケート結果では1日1万円~1万5千円が最も多いのでこの部分も対応できます。
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
もちろん、加入される方の状況次第で入院保障2型と総合保障1型でも良いかもしれません。
このページのまとめ
入院保障型は県民共済の基本コースの中でも医療保障をより強化したい人向けのプランとなります。
とは言え、入院保障型のみでは死亡保障や後遺障害の保障が手薄となりますのでバランスよくプラン設計をしたいという場合は総合保障型との組み合わせや保険会社の各種保険商品との組み合わせをご検討ください。
県民共済のその他の基本コースや特約コースは以下のページでまとめていますので気になる方は是非参考にしてみてください。
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